院長 山口 博
大学時代は、日本神経学会認定神経内科専門医として、脳血管障害を中心に、さまざまな脳神経疾患を担当していました。
地域のかかりつけの医師として、患者さまの通院環境も大切にしています。薬局に行く手間を考え、風邪や痛み止め、高血圧症などの薬はできるだけ院内で処方しています。
最近は認知症の患者さまが増え、さまざまな問題が起こっていますが、ご家族の協力があればこういった問題をある程度防ぐことが可能です。そこで当クリニックでは、ご家族の方にも認知症の予防法や、どう接すると症状が悪化しないかなどの知識をお伝えしています。また、薬の種類・量を細かく調節するなど工夫して、症状の悪化防止にも努めています。さらに診療だけでなく、啓蒙活動の取り組みとして、看護師向けの脳神経の入門書、認知症ケアの本も執筆しています。
これからも患者さまとご家族が不安なく生活ができるよう、気持ちに寄り添ってサポートしてまいります。